2010年7月14日水曜日

31日間の熱戦!!

ここで試合終了のホイッスルです!!
無敵艦隊スペインが、初のワールドカップを制覇しました!!

日本時間7月11日、午前5時50分位だっただろうか。
つけっぱなしの、少し使う古したブラウン管から流れる映像に、かぶりついていた。
そう、4年前のドイツ大会も、98年フランス大会も。

ワールドカップを迎えるともう4年も経つのかと己の成長の遅さに気付く。
この4年という歳月で、日本代表のエースは、中田英寿から、本田圭佑に。
恐ろしく時代は変化し、めまぐるしく成長しているのが良くわかる。
それを裏付けるごとく、強豪国の敗退も見られた。
前回優勝国イタリア、準優勝国フランス。
この2チームも完全に、成長に失敗したといえる。
イタリアに関しては、ほとんどが前回のメンバー、サッカーも時代とともに変化し、成長を続ける。その変化について行けず、老朽化したチームの歯車が絡み合う事はなかった。
フランスに関しても、絶対的エース、ジネディーヌ・ジダンが引退を表明してから、結果を残せないままワールドカップから姿を消した。

それに反して、前評判を覆し、優勝国スペインを苦しめたドイツはしたたかだった。
若手のケデュラ、エジル、ミュラーに中堅のポドルスキー、シュバインシュタイガーにベテランのクローゼを上手く起用し3位に入る。
スピード感溢れる攻撃と、丁寧なフィニッシュにはサッカーファンのみならず、魅了するものがあったのではないだろうか。

それでは、個ではどうだろう。
大会前から期待された、バロンドール受賞者、アルゼンチン代表メッシは、安全に孤立してしまい、メッシが本来の輝きを放つ事なく、ドイツに打ちのめされた。
また。クリスチアーノ・ロナウドもおなじと言える。
完全にチームが個に期待し過ぎ纏まりがなく、スペインの前に力つきた。

今回の優勝国スペイン、準優勝国オランダ共に、チームワークにたけたチームだった。
個としても、バロセロナ所属メンバー、レアル・マドリード所属メンバーを中心にスペクタクルなチームだった。
オランダにしても各国のトップクラブでの経験を背にバランスの取れていた。
そう今回のワールドカップでは、個の力とチームワークにたけバランスの取れたチームの勝利だった。これはこれからのサッカー界に大いなる希望の光りをともしたと言えよう。
また、南アフリカという場所で開催され、大会前には開催地変更の可能性や、代行開催等話もありながらもやり遂げた、FIFAには敬意を払うべきではないだろうか。

この先進国、発展途上国、全ての国の、全ての人間が国際舞台に参加できる。
これが本当の世界平和であり、サッカーが目指す人種差別撲滅運動の成果ではないだろうか。
今回の開催で得たことで一番大きな結果はこれではないだろうか。

2014年ブラジル大会。
更なる期待と、また新たな歴史が産まれる事を期待し4年間を楽しもうと思う。

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